「べそをかく」のは「へそ」とは無関係❗

誤解されている語源

「べそをかく」という言葉、子どもの泣き顔を表すときによく使いますよね。

でも、この「べそ」って一体何のことかご存じでしょうか?

「へそ(臍)」が関係しているの?それとも、まったく別の意味なの?

実は、「べそ」の語源には諸説あり、意外なルーツが隠されています。

本記事では、「べそをかく」の意味や語源について詳しく解説し、普段何気なく使っている言葉の奥深さに迫ります!

 

1. 「べそをかく」の意味とは?

「べそをかく」とは、泣きそうな顔をしたり、涙ぐんだりすることを指す言葉です。

特に、子どもがすぐに泣きそうな顔をする様子を表現する際によく使われます。

例えば、

  • 「おもちゃを取られてべそをかく」
  • 「転んでべそをかいたけど、すぐに立ち上がった」

といった具合に、軽い泣き顔の状態を示します。

しかし、この「べそ」という言葉、一体どこから来たのでしょうか?

「へそ(臍)」が関係していると思う人もいますが、実はそうではありません。

2. 「べそ」の語源は? 3つの有力な説

「べそ」の語源にはいくつかの説がありますが、特に有力なのは次の3つです。

① 「べしょべしょ(びしょびしょ)」が変化した説

「べしょべしょ」や「びしょびしょ」は、水に濡れた状態を表す擬音語です。

涙や鼻水で顔が濡れてしまう様子が「べしょべしょ」と表現され、それが短縮されて「べそ」になったと考えられます。

② 古語「べしょく(べしゃく)」から派生した説

昔の日本語には「べしょく(べしゃく)」という言葉があり、これは「しゃくり上げながら泣く」という意味を持っていました。

この「べしょく」が時代とともに変化し、「べそ」という言葉になった可能性があります。

③ へそ(臍)が関係しているとする俗説(ただし根拠は薄い)

一部では、「子どもが泣くときにお腹を突き出し、へそを見せるような姿勢になるため『へそ(臍)』が語源になったのでは?」という説もあります。

しかし、これは後付けの解釈と考えられ、明確な証拠はありません。

3. 「べそをかく」はいつから使われている?

「べそをかく」という表現は、日本語の中でも比較的新しい言葉とされています。

江戸時代以降に使われるようになり、特に子どもの泣き顔を表す日常的な言葉として定着しました。

現在でも、親が子どもをあやすときや、ちょっとした泣き顔をからかうような場面でよく使われます。

大人に対して使う場合は、**「そんなことでべそをかくなよ」**のように、軽いからかいや冗談交じりの表現になります。

4. 「べそをかく」の類語と使い分け

「べそをかく」と似た意味を持つ言葉はいくつかあります。

類語 意味 使い方の例
泣きべそをかく 泣きそうな顔をする、泣き始める 「叱られて泣きべそをかく」
しくしく泣く 声を押し殺して静かに泣く 「しくしく泣いている子ども」
めそめそする いつまでも泣き続ける 「めそめそしないで頑張れ!」
泣き虫 すぐに泣く性格の人 「弟はちょっとしたことで泣き虫」

「べそをかく」は、泣きそうな状態や涙ぐんでいる様子を指すので、完全に泣いてしまった場合には「しくしく泣く」や「めそめそする」を使うとより適切です。

5. まとめ|「べそをかく」の意味と語源を知ろう!

「べそをかく」とは、泣きそうな顔をする、涙ぐむという意味の表現で、特に子どもに対してよく使われます。「へそ(臍)」とは無関係で、語源としては以下の2つが有力です。

  • 「べしょべしょ」などの擬音語から派生した説
  • 古語「べしょく(べしゃく)」から変化した説

普段何気なく使っている言葉にも、意外なルーツがあるものです。

次回、「べそをかく」子どもを見かけたときは、その言葉の由来を思い出してみてくださいね!

子供の頃、私はすごく泣き虫で、母によく「なきべそ一号❗」と言いながらおへそを突っつかれていました。

勘違いで語源は全然違うけれども、たくさん笑いましたねぇ、

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