「あの子と仲良くしてるの見て、ちょっとやきもち焼いちゃった…」
誰もが一度は口にしたことがあるこの言葉。
でも、「やきもち」ってそもそも何を焼いてるの?
そしてなぜ**“もち”**なの?
今回はこの疑問を徹底解剖していきます!
「やきもち」は本当に“餅”を焼いている!?
まず一つの有力説として知られているのが、
実際の「焼き餅(料理)」が語源になったという説です。
焼き餅って、火にかけると表面がぷくっとふくらんで、熱とともに焦げてヒビ割れますよね?
この様子が「嫉妬や妬みでムッとふくれた顔」に似ているとされ、
心の中で妬(や)いている感情 → 焼き餅のようだ
というふうに比喩表現として使われ始めたと言われています。
江戸時代の川柳や戯作(げさく)にも登場しており、当時から広く知られた表現でした。
もう一つの説:「妬く」に“くっつきやすい”から“餅”になった?
そして、もう一つ注目したいのが 言葉遊び(しゃれ)説!
実は「やきもち」の“もち”の部分は、
語源学的に「意味を持たない語(ムダ語)」として挿入されたという見方もあります。
たとえば:
- 「ねんねこ(眠る + 子)」
- 「べらぼう(無意味に強調する語)」
のように、日本語には感情や音感を強調するために語尾に意味の薄い言葉をくっつける例がいくつかあります。
この考えをふまえると、「妬く(やく)」という言葉にくっつきの良い音として、“もち”がシャレのように選ばれた可能性があるんです。
「やく」と「もち」=「焼き餅(食べ物)」として自然に聞こえる
つまり、
- 実際の焼き餅(料理)に似てる
- そして言葉の語感も良いから「餅」にした
という、ダブルミーニング的なシャレが効いてるというわけ!
まとめ:「やきもち」の語源を整理!
| 説 | 内容 |
|---|---|
| 焼き餅説 | 焦げてふくれる焼き餅の様子が、嫉妬にふくれる感情に似ている |
| シャレ説 | 「妬く」にくっつきやすく、語感がよいから“餅”をあてた言葉遊び |
| 時代背景 | 江戸時代にはすでに比喩やシャレとして定着していた |
【おまけ】「焼きもち」を英語で言うと?
ちなみに英語では「やきもちを焼く」は “be jealous” や “get jealous” などと表現します。
ただし、英語に「餅」的な語感シャレはありません。やっぱり日本語って粋ですね。



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