「地団駄を踏む」
今では「くやしさMAXで地面をドンドン!」という意味で使われていますが、
実はこの言葉、もともとはまったく違う意味で使われていたんです。
その語源はなんと――
鍛冶屋で使われる“ふいご”!?
さっそく解説していきましょう!
「地団駄(じだんだ)」の語源は「地蹈鞴(じだたら)」
「地団駄を踏む」の“地団駄”は、古語の**「地蹈鞴(じだたら)」**が語源とされています。
地蹈鞴(じだたら)ってなに?
- 「蹈鞴(たたら)」とは、鍛冶のときに火をおこすための道具「ふいご(鞴)」のこと。
- 特に「地蹈鞴(じだたら)」は、足で踏んで操作する大型のふいごを指します。
つまり「地蹈鞴を踏む」とは、
鍛冶場で火を強くするために、地面を足で踏み踏みして風を送る動作
だったんですね!
どうして“悔しがる”意味に?
ここが語源の面白いところ。
鍛冶場で「地蹈鞴」を勢いよく踏んでいる様子は、リズムよく、かなり力強くて激しいもの。
その様子がいつしか、
- 舞台で怒ったり悔しがったりする表現
- 地面を踏み鳴らす所作
に重なり、江戸時代の芝居などで「悔しい!くそ〜っ!」という気持ちの表現に使われるようになります。
こうして徐々に、
「地団駄を踏む」=悔しさや怒りで足をバタバタさせる
という比喩表現に意味が変化していったと考えられています。
「地団駄を踏む」の本当の意味
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 元の言葉 | 地蹈鞴(じだたら)=足で踏むふいご |
| 本来の意味 | 火を起こすために地面を踏みならす作業 |
| 現代の意味 | 悔しがってバタバタと足を踏み鳴らすこと |
| 意味の変化 | 鍛冶屋の動作 → 芝居の感情表現 → 日常語に |
おまけ:怒ってバタバタしてるあなた、それ実は“鍛冶屋モード”かも?
現代ではちょっと子どもっぽい印象もある「地団駄」ですが、
語源を知るとむしろ**「火をおこす力強い行為」**だったと思うと、
悔しさもなんだかパワフルに見えてきませんか?
PS.
地団駄と聞いて、つい、ずんぐりむっくりなおじさんキャラを思い浮かべてしまう私…。
頭の中では田中真弓さんのアテレコがループしています。



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